私のストーマについて

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みなさん、おはようございます。ウロストミー保持者のウロ次郎です。

今日は皆さんに私のストーマについて紹介したいと思います。

まず、ストーマって何っていう方向けに簡単に紹介します。

○ストーマとは

・病気の切除によって、新たに便や尿の出口を作る必要があります。

・手術によりお腹に作られた排泄口のことを「ストーマ」と言います。

・ストーマの表面は、粘膜でできていて、やわらかく、赤い色をしています。粘液を分泌するのでいつも粘液で濡れています。

といった感じのものです。

つまり、癌やその他の病気によって大腸や小腸、そして膀胱などが機能不全になったために設けられた新たな排泄口ですかね。

大きく分けると2種類のストーマがあるなかで、私は膀胱癌になったので、膀胱を全部摘出する手術(俗にいう、「膀胱全摘手術」です)を受け、「尿路ストーマ」を作りました。

これにより、膀胱癌は根治できると考えられています。

ちなみに私の場合は、膀胱癌のステージで言えばTaと言われる軽い状態で、筋層にも浸潤しているモノではありませんでした。

ただ、BCG注入療法をした後にも2〜3度悪性腫瘍が再発したという経緯があったため膀胱を全摘することになりました。

あと、膀胱全摘手術ですが、膀胱だけを摘出するわけではなく、私の場合は、

1膀胱

2前立腺

3リンパ節

4尿道

この4つを摘出しました。

ついでに言えば勃起神経というものも摘出してますので当然男性としての機能はもうありません。

この辺については、また新たにどこかでお伝えできればと思っています。

そして、私の場合は、術後の尿の細胞診検査などでは、腎臓や尿管から悪い数値が出ていたので、今後も両側からの尿を注意深く見ていく必要がありました。

皆さんもご存知の通り、腎臓は2個あります。

というわけで、尿路ストーマを2つお腹に作りました!

一般的にはストーマは1つ作ればいいのですが、私の場合は先ほどから述べているように、どちらの腎臓・尿管が悪いのかを継続的に追う必要があるため、2つになりました。

と長くなりましたが、現在私のお腹には尿路ストーマが2つあります。

もう少しだけ詳しくお伝えすると、尿路ストーマにも種類があって、私の場合は腸から作る回腸導管という方法ではなく、尿管皮膚瘻という尿管を使った方法でストーマが作られています。

尿管で作ったストーマは、腸で作ったストーマより高さや面積が小さいのが特徴です。

実際にお腹の写真を見せたいところですが、また次回とさせてください。

そんなこんなで私は尿路ストーマをお腹に2つ持っています。

みなさんはどんなストーマをお持ちですか?また、ストーマについて少し理解してもらえたでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

また、次回お会いしましょう。

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